インターネット九条の会“音楽班”では、YAMAHAの技術でクリプトン・フューチャー・メディア株式会社が発売しているコンピュータ歌唱ソフトを採用しました。人造のvocalなのでボカロイド（日常、縮めて「ボカロイ」と呼んだりします。）

　今回採用のボカロイは、日本語で歌える女性の声で、ちゃんとMeikoという名前があります。

　このソフトの音源は、シンガーソングライター、拝郷メイコさんの実際の声です。
[拝郷メイコさんオフィシャルサイト]（顔が見られ試聴できます）

　インターネット九条の会はこのソフトを繊細に操作して、第九条交響曲の歌声を制作しました。

　現代の最先端の音声合成ソフトでも、発音が単調で、子音が連続すると聞き取りにくい、早口が苦手という特性があります。聴いて舌足らずな感じがするのはそのためです。詞が聞き取れるように、アクセントがより自然になるようにと、さまざまな工夫を施して制作されました。

　透明な歌声や、「しゃくり」までちゃんと表現された微妙なトーンの推移をお楽しみください。